【皮モノの新星「ちろたた」】『皮り身の針』をレビュー!

『皮り身の針』

 「ちろたた」氏は、『キルタイムコミュニケーション』のレーベル『アンリアル』に掲載された『皮り身の針』や『皮り皮りって』シリーズなど皮モノ作品を手がけられた方です。『皮り身の針』は初めて掲載された作品にも関わらず、クオリティーが高く、画風も官能的なタッチでまさに「新星」といっても過言ではない著者です。

この記事では『皮り身の針』を紹介していきます。

作品紹介

ポップ(あらすじ)

 くノ一の姿を乗っ取った悪人が無垢な少年を襲う――新感覚皮モノ×おねショタTSFH! 呪具使いから盗品の呪具を奪還するという任務に就いたくノ一、白菊。だが彼女は呪具使いに、刺された者を皮にしてしまう「皮身針」を刺されその姿を乗っ取られてしまう。皮を着込み、女体化した男は豊満な身体を弄び、白菊を慕う少年、颯斗から託された小太刀で自慰を行い盛大に潮を吹く。そして呪具使いはなりすました身体で颯斗に近付き、爆乳で彼を誘惑する。そして呪具使いは授乳手コキ、だいしゅきホールドで颯斗を快楽の虜へと導き――。

登場人物

白菊
とある忍里のくノ一。危険な呪具の奪還の任を与えられる(一人で危険な任務を任されることから相当腕が立つと思われる)。颯斗という弟がおり、一人前の忍びにするため厳しくも一人の姉として接しています。
外見はくノ一の装いにマフラー、頭に巻いている黒い額あてのような帯がトレードマークになっています。白髪の長いポニーテールで、凜とした表情に颯々とした雰囲気が特徴的です。
TSF後の歪ませた表情は圧倒的な「ギャップ」を生みとても官能的です。

サンプル画像

レビュー

 この単話は「皮モノ、忍者、おねショタ」と属性過多といえるほど要素が多いがうまくまとまっている作品です。「ちろたた」氏の画風は女体の質感が柔らかく、話の展開に勢いがある所謂「ライブ感」がある一方、キャラごとの深掘りができていて描写の仕方が丁寧です。読み応えがあり1話でまとまるという単話ならではの良さがあります。
TSFの描写は皮モノ特有の「生々しい皮を着衣する男の一人語り、着後の抵抗不能な元の女性人格の語り、元女性の人間関係の乗っ取り」とありがちな要素を巧みなイラストやコマ割りで読者を引きつけます。

DLsiteレビュー

 DLsiteのレビューでは4.66で、「新しい感性を開発されたような気がして面白かった。」とTSFの沼にはまりかけている方もいらっしゃいますね。

ブログ記者のあとがき

 「ちろたた」氏は『アンリアル』では『皮り皮って』シリーズを連載され、『電撃だいおうじ』では『画皮ちゃん!』を連載されています。皮モノジャンルで頭角を現してきています。勢いのある作家ですので、是非、他作品も面白い内容ですので読んでみてください。

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